ニホンカナヘビ

・「カナヘビ」と言いながらもヘビではなくトカゲの仲間。

そして「カナ」とは「愛し(かなし)」、「ヘビ」はしっぽが長いこと(全長の2/3ほどを占める)からきてるとか。

言い得て妙である。

・薄褐色で個体によっていろいろな模様がある。

・大きさは手のひらサイズくらいだが、しっぽが長いのが特徴。

・公園や庭を歩いててガサガサと逃げていく動物がいたらたいていカナヘビであり、日本の陸生爬虫類の中では最もエンカウント率が高いであろう。

・トカゲの例にもれず自切(自らしっぽを切ること)をすることがあるが、ニホントカゲほどは自切しにくい。

自切したしっぽはしばらく動き回り、捕食者の目を引き付けることで身代わりになる。また自切した後しっぽはまた生えてくる。

・舌の先が二つに分かれており、この下でよく顔をなめている。

ちなみに国内の爬虫類の中では比較的飼いやすい部類。

餌が生きた虫であることを克服すれば下記の動画のようにスキンシップもできる。

なお筆者宅は餌のコオロギがうるさくて不眠症だったりする。